PAT-LIST研究会【第12期】平成29年度 成果発表会(東京)
PAT-LIST研究会【第12期】平成29年度 成果発表会(東京)
第一部
開演の挨拶
株式会社レイテック 代表取締役 出口 隆信
PAT-LIST研究会を主催しております弊社 代表取締役 出口 隆信より、開演のご挨拶をさせて頂きました。
会場の様子(当日は会場が満席になるほど盛況でした)
講演: AI技術と特許業務への応用性
株式会社エムテック 顧問 築山 誠 様
AIは、その動作原理によっていくつかのタイプに分けることができます。
ここでは、AIを3つのタイプに分けて考えることとし、その特徴をもとに特許業務への適用可能性技術について私見を述べられました。
【発表内容】
・AIタイプ
知識ベースタイプ
機械学習タイプ
自己学習タイプ
・文書への分類コード付与
類似文献調査
類似画像検索
・研究開発事例
知識ベースタイプによる類似資料調査
今後の方向性
第二部 発表会
Aグループ
『農業におけるIoTビジネスと知財戦略』~未来の農機の姿を予想する~
オフィス・モチヅキ 望月 俊一 様
農機IoTの技術分野において、市場のニーズや特性(農業データ連携基盤)に基づいた技術開発が行われており、当該技術の市場優位性を確保するために特許網を構築する戦略をとっていることが確認出来ました。合わせて、本研究課程でPAT-ValueAsの特許評価価値の妥当性の確認も行うことが出来ました。
【発表内容】
・研究テーマの選定(農機のIoT)
・予備調査
・分析の流れと母集団
・マクロ分析
・ミクロ分析
・SWOT分析
・まとめ
Bグループ:
「特許の価値評価と企業財務データの関係性の検証」
東レ・ダウコーニング 吉田 伸 様
PAT-ValueAsによって各業界の企業の特許価値を計算その結果として、各社の保有する特許価値の分布、最高ランクの特許を保有する企業の特定、且つ、特許価値のシェアを容易に見ることが可能となりました。
特許価値(時系列)と時価総額との比較においては製薬、食品の大手企業においては、特許価値は時価総額に先行して変化していることが分かりました。
発表された資料
【発表内容】
・背景、PAT-ValueAsについて
・本研究の狙い
・本研究の対象
・各業界の分析:特許価値と財務データ比較
・本研究活動の成果
レイテック新商品・新機能紹介
営業グループ 田中 嘉一
営業グループの田中より新製品及び新機能に関して説明を行いました。
【発表内容】
・XLPAT AI搭載の特許解析ツール
・PAT-ValueAs 特許価値を算出 過去10年の時系列対応
・PAT-LIST-GLS 高機能高速パテントマップソフト
・BOX クラウドベースのストレージ
桐山様のIPI Award受賞について
桐山 勉 様
桐山様は、この度IPI Awardを受賞されました。当日は、米国での授賞式の様子を熱く語られておりました。誠におめでとうございます!
第三部 懇親会
懇親会で最後まで残られた方たち
成果発表会の後、研究会のメンバーの皆様のほか、ご来場いただいたゲストの方々に懇親会へ参加いただきました。