会社情報

ごあいさつ

株式会社レイテック
代表取締役社長
出口 隆信

当社は世界各国の特許調査・解析・翻訳の受託業務や特許関連のシステムの開発販売、IPランドスケープを用いた事業戦略、経営戦略立案を行っております。これらのサービスをご提供することで、お客様のお役に立てるよう鋭意努力をしております。

 

当社の調査・解析部門では、化学・医薬・バイオ・電気・電子・機械と幅広い技術領域に対応できるようになっております。また、特許関連システムにおきましても、知財部門の方々や研究開発部門の方々に便利で有益なシステムをご提供いたしております。さらに、解析ソフト『PAT-LIST』を有効活用できるために、特許情報活用の研究会を行っており、ユーザーのスキルアップに貢献いたしますと共に、弊社の解析ソフトの機能アップを図ってまいりました。また、最近では特許の技術移転や価値評価のサービスにも参入しております。

 

さて、昨今技術革新の進歩はめざましく、時代は大きく変わろうとしています。コンピュータシステムやネット通信の飛躍的な発達は、我々の生活や産業構造を大きく変えようとしております。中でも、IOT 、AI(人工知能)、ビッグデータ、ロボット、自動運転、バイオテクノロジー、医療、各種材料、エネルギー、等々の分野での技術革新は、その影響力が大きいと思われます。

 

知的財産の業界にも特許調査・解析にAIが使用されるようになってまいりました。2045年にはAIが、人間の知性を超えるともいわれています。日本の得意分野の物づくりも、研究開発、製造、販売という一連の作業を全て社内で行う自前主義も、変わりつつあります。技術革新のスピードの速さに対応するためには、すべて自前主義で対応することが難しくなってきており、技術移転やM&A、オープンイノベーションを活用した事業戦略も重要となってきております。

 

レイテックシンボルその中でもコアコンピタンスをどのように構築するのかが、これらを活用するための中核になると思われます。物づくりに加えて価値ある情報づくり、すなわち無形資産の創造を産業の基盤におくことにより、経済や社会の再活性化を図る必要があります。また、その実現に向けて、知的財産の『創造』『保護』『活用』及びそれらを支える『人的基盤の充実』が必要です。

 

既に経済活動はグローバル化により、生産地やマーケットが世界中に広がってきており、日本国内だけで権利を保持していても、十分ではなくなってきております。従来からの経済活動の主役であった欧米に加えて、韓国、台湾、中国を始めアジア諸国の発展はめざましく、これらの地域での知的財産権の役割は、益々大きくなってきております。

 

当社では、従来からの特許業務に新たな手法や、コンピュータシステムを融合させることで業務の効率化を図り、従来不可能であった新たな情報の活用を可能としてまいります。知的財産の情報活用の面から皆さまのご支援を行い、お客様のお役に立てるよう務めてまいります。

 

当社をご活用頂くことで、効率的で、質の高い知的財産業務を推進されますよう、お願い申し上げます。

 

代表取締役社長署名